ーへっぽこ小説2ー 





 



リットルは歩きに歩き、冒険者の初地点と言われるロランシアに着いた。
「わ〜、人が多め〜」(激・田舎丸出し)
「・・・(って冒険者スクールとやらって噂の 場所はどこだろ)」

「スクールに入学したい方は私に話しかけて下さい〜」





 ・・・なんとも分かりやすくていい方だなぁ、と思いつつリットルは話しかけた。
「スクール にとりあえず入学させて下さい」
するとスクール委員(リア)はリットルを上から下まで眺め、
「え〜と、必要なさそうですけどとりあえず入るんですね?」
と聞いてくる。どうして 必要なさそうなのかリットルにはわからなかったけれど
「はぁお願いします」
と答えた。



30分後


 スクールでは当たり前の事や 大事な事までをみっちり習った。
「これで立派な1冒険者です」とも言われた。




しかしこの格好は何?弱そうだよ。





 とりあえず服屋さん(客は見当たらない)に行って 「服買います!!!」とでかい声で言う。
「・・・うちは靴屋ですぜ 娘さん」
とつっこまれる。・・・靴屋って事は知ってたんだけどつい・・・
「んで靴は今 アンタが履いてるボンシューズがまぁいい品なんだけど?」
・・・
「お邪魔しましたv」
スマイル0円をふりまいてリットルは去っていった。




 こんどは服屋へ来た。この田舎臭い色合いの服ともオサラバ。
「服買いま〜〜 〜〜〜〜す!!!」
・・・と、大きく元気に言ったのは騒音でしかなかったらしい。
お客が他に1人居たけど耳押さえてのた打ち回り去っていった。
「お客さん、 威勢がいいのもほどほどにしてください 、いらっしゃいませ」
本音がドスのきいた声で聞こ えたのは気にしなぁい
「だから、服買います」
もう一度普通に言ってみた。
すると店員さん に上から下まで見下ろされ
「上下とも一応ウチの店よりいい品なんですけど・・・?」
と、言わ れる。
へー・・・そっか〜
「って回りくどく”田舎モノには売らないYO”なんて言ってない?」
「いえ、ちゃんと売りますよ?」
「それじゃいいや」
そう言って店内の服を物色しはじめた 。








 




 




 

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